こんにちは、monochrome journey(AKI)です。
このブログでは、モノクロ写真のカッコいい瞬間を切り取る撮影のコツについて解説しています。
モノクロ写真はなぜかっこよく見える?
かっこいいモノクロ写真の撮り方や設定方法教えて
以上のような、モノクロ写真についての質問にお答えします。
☑️ この記事の内容
・モノクロ写真がかっこいいと感じられる理由?
・モノクロ写真をカッコよく撮るコツ
・モノクロ写真を撮るためのカメラ設定やスマホ設定
本記事では、モノクロ写真のカッコよく見える理由、撮影のコツや設定方法について解説しました。
かっこいい、オシャレなモノクロ写真を撮りたい方、モノクロ写真に興味を持っている方に、わかりやすくコツをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
モノクロ写真がかっこいいと感じられる理由?
モノクロ写真がかっこいいと感じられる理由はさまざまですが、一番の要因は余分な情報が排除されるためです。
なぜなら色を排除することで情報が絞り込まれ、シンプルで洗練された印象を与えます。これにより、視覚的に引き立つ要素が際立ち、かっこよさが生まれます。
また、 モノクロ写真は色による視覚的な干渉が少ないため、主題が際立ちやすくなります。被写体や構図がよりクリアに浮かび上がり、かっこよさが際立ちます。
他にも要因ありますが、これらの要因が組み合わさり、モノクロ写真がかっこいいと感じられるのです。特にシンプルで力強い表現が、観る者に深い印象を与える一因となっています。
モノクロ写真をカッコよく撮るコツ
モノクロ写真をカッコよく撮る2つのポイントはこちらです。
☑️ 2つのポイント
・光
・構図
まずこの2つを押さえることで間違いなくカッコよく撮れます。
光が重要とよく聞くと思いますが、光と同時に構図も非常に重要です。モノクロ写真をカッコよく撮るためには、構図と光の選択が非常に重要と言っても過言ではないです。
光
モノクロ写真をカッコよく撮るのに欠かせない光に関して下記に4つのポイントをまとめました。
自然光の活用
柔らかい自然光: 強い陽射しではなく、柔らかい自然光を利用することで、モノクロ写真には美しいトーンが生まれます。
コントラスト
コントラストの強調: 明暗差がモノクロ写真で特に重要です。明るい箇所と暗い箇所のコントラストを意識的に強調し、立体感を出しましょう。
シャドウとハイライト
影とハイライトのコントロール: シャドウやハイライトの部分にも注意を払い、それらを意識的に調整して、細部まで情報が残るようにします。
背景の利用
背景の単純化: 複雑な背景ではなく、シンプルで被写体を引き立てるような背景を選ぶことが重要です。
これらの4つポイント意識するだけでワンランク上のかっこいいモノクロ写真を撮れるようになります。
構図
次はモノクロ写真をカッコよく撮るのに欠かせない構図に関して下記に4つのポイントをまとめました。
アングルと視点
低いアングルからの撮影: 地平線よりも低いアングルから撮ることで、被写体が迫力を持ちます。地面の模様や被写体の輪郭が際立ち、カッコよさが増します。
フレーミングとバランス
シンプルで強力な構図: 不要な要素を取り除き、被写体をシンプルにフレーミングすることで、力強さが増します。バランスの取れた構図が重要です。
ラインとパターン
対角線や重要なラインの活用: 対角線はダイナミックで力強い印象を与えます。建物や路地などのラインやパターンを活用して、視覚的な効果を高めましょう。
被写体のポージング
強いポージング: 人物を撮る場合、カッコよく見せるためには強いポージングが重要です。力強い態度や表情を引き出すことがカッコよさを強調します。
光と構図のポイントを意識して、モノクロ写真をカッコよく撮影することができます。実際に撮影する際には、実験を繰り返し、自分なりのスタイルを見つけることも重要です。
モノクロ写真を撮るためのカメラ設定
モノクロ写真の撮影において、各カメラメーカーが提供するカメラの設定は機種やモデルによって異なりますが。
以下は一般的な設定項目と、主要なカメラメーカーでのモノクロ撮影に関連する機能についてです。
モノクロモードまたはプロファイル
カメラの撮影モードや画像プロファイルからモノクロモードを選択します。これにより、撮影時からモノクロに最適化された設定が適用されます。
コントラスト、シャープネス、露出補正
モノクロ写真の特性に合わせて、コントラスト、シャープネス、露出補正などのパラメータを調整することで、望む効果を得ることができます。
フィルターエフェクト
カメラによっては、モノクロ写真に特有のフィルターエフェクトを提供していることがあります。
例えば、赤フィルターやイエローフィルターなど、特定の色を強調したり減衰させたりする効果があります。
主要なカメラメーカー設定
カメラ内での簡易的なレタッチ(編集)機能がありますが、各メーカーの名称が異議なります。
例えば:Canonのデジタルカメラでは「ピクチャースタイル」と呼んでいます。
Nikon(Picture Control)
ニコンの一部のカメラのでは、「モノクロ」または「モノクロ (R)」といったモードを選択するか、「ニュートラル」などのピクチャーコントロールを使用して、モノクロ写真用のプロファイルを設定できます。
Canon(Monochrome Picture Style)
キヤノンの一部のカメラでは、「モノクロ」や「モノクロ設定」などのモノクロ用のピクチャースタイルを選択できます。
Sony(Creative Style)
ソニーの一部のカメラでは、「モノクロ」や「モノクロ (コントラスト-3、シャープネス+3 など)」といったクリエイティブスタイルを使用してモノクロ撮影を設定できます。
Fujifilm(Film Simulation)
フジフイルムのカメラでは、「Acros」や「Monochrome」などのフィルムシミュレーションを使用して、モノクロ写真を撮影できます。これにより、特有のトーンやコントラストが得られます。
各カメラメーカー多少名前の違いがありますが、機能としては基本同じです。
モノクロ写真を撮るためのスマホ設定
スマホの機種によって多少異議なりますが、ここではIPHONEの使い方を紹介していきます。
iPhoneのカメラアプリ
iPhoneの標準のカメラアプリには、モノクロ写真を撮影するための「モノクロ」モードが用意されています。
標準のカメラアプリを開きます。
フォトモードで上部の「🔺」をタップ → メニューを表示 → モノクロ を選択
写真アプリの編集機能
撮影後に標準の写真アプリでモノクロに変換することも可能です。
撮影した写真を標準の写真アプリで開きます。
標準の写真アプリ上で、編集 → フィルタ(○が3つのマーク)→ モノクロ を選択
ProCamera, Halide, VSCOなど
サードパーティ製のカメラアプリを使用すると、より多くのカスタマイズオプションやフィルターが利用できます。これらのアプリでは、撮影時や撮影後にさまざまな設定を調整できます。
モノクロ写真は様々な要素が影響を与えるため、実際に撮影してみてから調整することもおすすめです。また、サードパーティ製アプリや写真編集アプリを試して、より自分の好みに合った仕上がりを追求してみてください。
かっこいいモノクロ写真を撮って、楽しもう
この記事ではモノクロ写真がかっこいいと感じられる理由、撮るときの重要な撮影のコツ、そして各カメラ機種の設定方法を解説しました。
色を排除することで情報が絞り込まれ、シンプルで洗練された印象を与えます。
(かっこいい)(オシャレ)なモノクロ写真を撮れるように光と構図を意識しながらぜひ楽しんで撮影しましょう